インターネットは大変便利な世界ですが、活用するためには危険な面を知ることが大事です。ここではインターネットを安全・安心して利用するための情報を紹介すると共に、最新の話題も紹介します。


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MP3、AACて何?パソコン・携帯プレーヤーで音楽を楽しむ用語紹介

最近は、CDの音楽をパソコンで聴いたり、音楽を携帯プレーヤーに取り込んで聴く人が増えています。また、携帯電話でも、曲全体の音楽を楽しめる様になりました。

なお、パソコン・携帯プレーヤーでは、音楽データは、MP3、AACといった特殊なデータに変換されてから利用されます。

音楽をパソコン・携帯プレーヤーで聴くためには、コンピュータでの音楽データの形式、音楽再生ソフトなどを知っておくと役立ちます。

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■ コンピュータの音楽データ方式
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iPodのような携帯プレーヤーでは、通常、音楽CDをパソコンに取り込んだ後、携帯プレーヤーに転送して聴きます。

なお、パソコンに取り込むとき、音楽CDに記録された音楽をそのままコピーしているのではなく、特別なデータに変換(MP3、AAC等)してから利用します。

理由は、なるべく音楽データのサイズを小さくする為です。MP3、AACのようなデータ形式は、音楽データを圧縮しコンパクトにしたものです。

これらのデータ形式は、音楽CD並の音質を保ったままデータ量を大幅に小さく(圧縮)することができ、そのことで、より多くの音楽がパソコンや携帯プレーヤーに記憶できます。

音楽CD上のデータサイズはアルバムで通常約700MB程度ですから、このままパソコンに記憶していたら、普通のパソコンではせいぜい100アルバム分、通常の携帯プレーヤーでは数アルバム分しか記憶できません。

そのため、極力たくさんの音楽データを記憶するため、データを圧縮しコンパクトにして記憶する必要があり、人間の感じ取りにくい部分のデータを間引くことによって、データサイズを小さくし、通常、MP3、AACのようなデータ形式は、音楽CDのデータサイズの約1/10で記憶できます。

なお、携帯プレーヤー等で音楽を聴くためには、これらの機器が、どのデータ形式をサポートしているか事前に確認しておく必要があります。


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■ 音楽データ方式の種類
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音楽データの圧縮方式、つまり音楽CDをパソコンに取り込み、携帯プレーヤーで聴くための、音楽データの形式の代表的なものに、MP3、AAC、WMA、ATRAC3があります。だいたい、CDに記憶されている音楽データの約1/10の大きさ程度で記憶できます。


◆MP3(MPEG1 Audio layer3)

音楽データを圧縮する技術が色々と開発されていますが、このMP3は、広く普及しており、多くの機器で再生可能です。特徴は、人間が聞き取れない音をカットすることで、サイズを通常の10分の1程度にまで小さくしています。

MP3 は MPEG-1 という映像圧縮技術の音声部分を利用しており、音楽CDからPCに曲を取り込み、CDとほぼ同じ音質で再生することができます。

技術的には今となっては比較的古い部類に属しますが、今でも十分に通用する音質であり、多くの意味でデファクト・スタンダード(事実上の標準)的存在です。


◆AAC (Advanced Audio Coding)

MPEGの規格として採用された、音声データの圧縮技術です。規格としては、MP3の後継といえるもので、全ての圧縮率において高音質を実現するべく作られています。

MP3はMPEG-1という映像圧縮技術の音声部分を利用していますが、AACは、より新しい MPEG-2 の音声圧縮技術を利用しています。


◆WMA(Windows Media Audio)

Microsoft社が開発した、Microsoft社製品の標準の音声圧縮方式です。インターネット、パソコンで広く普及しています。


◆ATRAC3(Adaptive Transform Acoustic Coding)

ソニーが開発した音声圧縮技術で、ソニー製品を中心に、音楽配信サービスやソニーのMDフォーマットに主に使用されている圧縮規格です。


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■ 代表的な音楽再生ソフト
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◆iTunes

iPodを販売しているアップル社が提供する音楽再生ソフト。音楽CDのPCデータ(MP3 他)への変換速度は早く、CD等のデジタル音楽を一個所に貯め、音楽ライブラリを作るのに最適なソフト。なお、iPodを使う人には必須なソフトです。

 入手URL
  アップル - iLife - iTunes - ダウンロード
  http://www.apple.com/jp/itunes/download/

iTunesでは、CD音楽を、MP3、AAC、WMAの各フォーマットで取り込めます。

PCにCDを挿入すると、インターネットから自動的に曲名・演奏者を取り込み、その後、1クリックでCD音楽をPCに取り込み、自分の音楽のライブラリも容易に作れ、優れものです。

なお、iPodと連携のとれる音楽再生ソフトで、iPodを使う人には必須なソフトです。


◆Windows Media Player

Microsoft社が提供する、映像や音楽を再生するのに必要なソフトです。インターネットで配信している音楽・動画のデータは、基本的に、このWindows Media Player対応のデータ形式をサポートしています。

 入手URL
  Windows Media ダウンロード センター
  http://www.microsoft.com/japan/windows/windowsmedia/download/


「Windows Media Player」は、最初からパソコンに入っていることが多いですが、バージョンが古い場合があるので、最新版をインストールする必要があります。古いバージョンにはソフトウェアの不具合(脆弱性)がある場合があり、その意味でも、最新版にするのが望ましいです。


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■ 関連用語
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◆”ビットレート”

1秒間の信号を何ビット(ビットはコンピュータ処理の基本単位)で表すかを示す値です。簡単に言えば、この値が大きいほど、より元の音楽に近いデータに変換可能です。しかし、その分、データサイズが大きくなります。

単位には「bps」が使われ、MP3で一般的な「128Kbps」は、1秒間のオーディオデータを表現するのに128,000ビット使われるという意味です。ビットレートを高く設定すれば、多くのデータで処理する為、音質は向上しますが、その分、データ量が増えます。

MP3 でCD並みの音質を確保するには、ビットレート128kbpsが良いと言われています。ただし、音質を重視する場合は、それ以上のビットレートが必要です。なお、このビットレート128kbpsも絶対的な判断基準ではなく、自分で聞き比べて最適なものを見つけたらよいと思います。


◆”CDDB(CD DataBase)”

音楽CDに収録された楽曲に関する情報を、ユーザのCD再生ソフトや周辺機器へ提供するためのデータベースです。

例えば、アップル社が提供する音楽再生ソフトiTunesでは、インターネットに接続した状態でCDをセットすると、iTunesが自動的にGracenote CDDBという音楽データベースからCDに関する情報(アルバム名、収録曲名、アーティスト名など)を取得して表示します。

CDDBサービスは純粋なボランティアとしてスタートしましたが、現在では米Gracenote社によって運営、商用化されています。ちなみに、商用化されたCDDBは、日本語の情報などにも対応した「CDDB2」としてバージョンアップ、従来型のCDDBとは区別されています。

CDDBが商用化されても、利用者からはお金を取らず、主な収入は、CDDBを利用するソフトからのライセンス料で、CDDBへアクセスして楽曲情報を入手するiTunesなどの音楽ソフトは、初期費用に加えて、一本あたりいくらという形でライセンス料を支払っています。
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by yume-one-light | 2006-04-28 21:25 | IT用語